20221106日記

 久しぶりに大学の研究室時代の友人に会った。みんな変わっていなかった。容姿だけでなく性格、考え方、趣味もそうだった。あまりに変化が無かったので一緒に校内を回っている時に当時に戻ったような感覚になった。みんなであそこで喋ったよな、とか、あの講義は大変だったよな、とかたくさんのことを話した。昼飯は近くのよく通っていたラーメン屋にした。このラーメン屋の味も変わらない、わけではなかった。元々調理する人によって若干味が変わる店だったのだが、数年もすると大分変化が大きかった。当時よりも豚骨の味が強かったような。相変わらずご飯を入れて食べると美味しかった。昔は平気でつけ麺+ご飯二杯を平らげていたのだが、流石にこの歳でそれはできなかった。研究室に行くと現B4に迎えられた。しっかりした子でOB・OGに囲まれてもきちんと話せていた。研究室の雰囲気も良いようで、自分達が築き上げた文化?が受け継がれていたのが嬉しかった。自分がやっていた研究は引き継がれていなかったが。

 大学を周った後はやっぱりよく通ったサイゼリヤに行った。みんな疲れていたので長居はしなかったが近況を話し合った。とはいえ話すことは最新のCPUだったり家のPCの構成とか大学の頃と変わらないことを話した。唯一変わったのは皆社会人になって金があるので実際にその機器を手にして動かしているということだけだった。機械学習を使って何やら趣味に活かしていた。自分も機器だけなら揃っているのだが、まだそれを存分に活かせていない。彼らに助言を貰えばよかっただろうか。けど知識量も技術力も圧倒的に下回っているので聞いたところで理解できるか、ましてや実行するなんてのは難しいんだろうな。

 教授に連絡せずに手土産だけ置いてきてしまったため、後で何かお叱りの連絡が来るかもしれない。まぁそうなったら潔く受け止めて、お礼に一杯奢りますとでも言えば機嫌を直してくれるだろう。会社のリクルート活動の一環で近く研究室訪問もしたいと考えてたので、こちらからも連絡しなければなと考えている。だが「それなら事前に言えよ」と突っ込まれそうなのがちょっと嫌だ。数ヶ月前にあってはいるのだが、やはり恩師への連絡というのは緊張してしまう。

 友達と遊んでいた妻とは途中で合流した。何でも朝の4時まで喋っていたとか。ゲームでその時間まで遊んでしまったことはあるが、話だけでそこまで起きていたことは自分は無いと思う。女性は凄いなと思った。