20221102日記

 「もっと真面目に仕事した方がいいじゃねぇの」と言われながら頭を叩かれたような気分だった。自分のミスのせいでいろんな人に迷惑をかけた。中間業者を挟まずに直接メーカに依頼してしまった。本来なら上長チェックを挟むのだが、既に見積もりがあり、期限も迫っていたためチェックを通さずに依頼してしまった。中間業者を通さないといけないのではと先週気づいてはいたのだが週明けにそのことを忘れてしまった。忘れていたことは指摘されてからようやく思い出した。何だか最近こんなことが多い。一昨日もリストに妙なものが入っていたのだが、まぁいいかと何の根拠も無しにスルーしてしまい、後で大変なことになった。結局大したことではなかったのだがその場で「気づきませんでした」と言い訳することしかできなかったのが恥ずかしい。「気づいていたけどスルーしました」が本音なのだが、そんなことを言って失望されてしまうことが怖い。テレワークで相手の顔が見えないからこそ発する言葉には気を遣ってしまう。それがいけないことだとわかってはいるのだが。

 先週申し込んだ生命保険の契約が見送られた。原因は心療内科に通院しているからだ。調べてわかったのだが心療内科に通っている場合、通常の生命保険はほぼ通らないらしい。今や多くの人が精神的に負担を抱えているのにおかしな話だ。保険会社の立場を考えると元々リスクのある人間に保険をかけたくないと言うのはもっともなのだが。一番需要がある層には安い保険は契約させないと言うことなのだろう。結局のところ何かしらの障害を持っていると健常者と比較して色々金がかかる。薬代が馬鹿にならないし、もし生命保険に入るのであれば高額になることを覚悟しなければならない。一応自立支援制度で薬代は安くなるのだが、健常者には必要無いものを買っているのだから結局損をしている。身体は健康そのものなのに精神はボロボロだ。フェアじゃない。特に保険に関しては国が動いてくれればなぁ。

 入れないものはしょうがないので通院していても入れる保険を探してみた。だがやはり通常の保険に比べて高額だったり無駄なものがついていたりと、いまいちピンとくるものがなかった。それならいっそ保険は入らずに、今を健康に生きれるような習い事を始めればいいんじゃ無いかと考えた。要は死ななければ良いのだ。今気になっているのはキックボクシングだ。何も人を殴りたいわけじゃないが単純にジムで運動するよりかは、競技性のある運動をしたいと考えたからだ。ちょうど駅前にボクシングジムがある。だが月謝が少し高めだ。後日妻に相談してみよう。