20221027日記

 とりあえず三日坊主を回避。この言葉があるから四日は続けられたのかもしれない。自分の意地っ張りな部分を活かした方法だ。ならばこれに似た言葉を並べてみれば継続して日記を書き続けられるかもしれない。そう考えて類似語を探してみたがキチンと日数が入った言葉はこれしかなかった。じゃあ自分で作ってみよう。

 三日坊主の由来は一人前の僧侶(坊主)になるためことを目指す修行僧が三日ほどで脱落してしまう様子かららしい。では自分に置き換えてみるとどんな言葉になるだろうか。一週間主夫?1ヶ月モデラー?半年読書家?一年プログラマー?全然しっくりくる言葉は浮かばない。日記を書いている時も言葉が浮かばず、なんだか同じような言葉、表現ばかりを使ってしまい自分の語彙力のなさと表現力のなさに落胆する。小説家とか文章を書くということは案外難しいのだなと実感する。やるだけなら誰にでもできることを仕事にしてお金を稼ぐというのは結構ハードルが高いのかもしれない。いや、単純にお金を稼ぐだけならそうでもないのだろうが報酬を上げるとなると難しいのだろう。一度文章力についての本も読んでみよう。

 仕事終わりに友人に電話を掛けた。きっかけは会社の電話帳に名前がなくなっていたからだ。前々からメンタル面でちょっとしんどそうだなと思っていた人だったので、事情を聞いたらやっぱりメンタル面での不調で退職したとのことだった。既に東京から四国の実家に帰っており、地元でプログラミングの講師をしているらしい。大学含めてずっと水処理の勉強と仕事をしてきたにも関わらずだ。キャリアが180度変わっていたことに心底驚いた。自分にはできない選択だ。理由は聞かなかったが、今は定時で帰れているようだ。東京の会社と違い8時には全員退社するとのことだった。そんな会社があるのかと驚いたが、そもそも夜中まで明かりのついている東京の会社の方が本来はおかしいんじゃないかとも同時に思った。

 仕事の関係で東京に来る可能性も高いらしい。東京に住むのは嫌だが来るのは大丈夫と言っていた。そんなに辛いことがあったんだなと少し感傷的になってしまう。私も入社してから1年経った時に会社を半年休んだ。理由は適応障害だ。その時のことは今でも覚えており、何もやる気が起きず、色々なことが怖かった。復帰した時にはたくさんの人が喜んでくれて、彼女はお祝いもしてくれた。そのことの恩返しをまだしていなかったので、次会った時には何かプレゼントをしよう。食べ物が良いか。お酒が好きな子なのでおつまみがいいかな。

 ウォーターサーバの水が切れた。と言ってももう一台あるのでそちらから飲む。なんで2台もウォーターサーバがある馬鹿な状況になっているかというと、3年間契約したプレミアムウォーターを解約し、水道直結のウォーターサーバーへ移行しているところだからだ。ウォーターサーバー専用の水は高かった。そもそも何故そんな高級なものがうちあるのか。それは引越しの際に家電を100万近く購入した際に特別な特典だからと勧められたからだ。後々になってわかるのだが、別にそんなにお金を使わなくても普通に本体台無料で契約できる。嘘は良くない。当時は新生活ということもあり舞い上がっていたのかもしれない。家電量販店の店員の口車にまんまと乗ってしまった。ちょっと感じ悪い書き方になってしまったがウォーターサーバー自体の満足度は高い。やはり高いだけあって便利だし水道水より美味しかった。いつでも冷たい水とコーヒーやカップ麺ができるくらいの熱湯が出てくるのは予想以上にQOLへの貢献度が高かった。が、やはりコストも高かった。最初はプレミアムウォーター直販の水を買い足していたが、途中からAmazonで買える水に変えた。それでも24L 2700円と水にしては高額だった。このコストがどうしても気がかりでどうにかできないものかと日々悩んでいた。

 何か良いサーバーはないかとAmazonを探していると買い切りかつ水道直結のサーバーがあった。意外にもこのようなサーバーは珍しく大体は月額制であったり、ペットボトルを挿入する形式のものがほとんどである。海外製なので、もしかしたら日本ではそういったサーバーは大人の事情から製作・販売ができないのかもしれない。それって独占禁止法なのでは?ともあれ新しい買い切り水道直結サーバーはちゃんと動作している。冷水は冷たいし熱湯は火傷するくらい熱い。水も随時補給され水を変える手間も無い。おまけに使ってない時は電力を抑えてくれる優れものだ。こんなに良いものがあまり世に出回っていないことを考えると、日本ではよほど月額制のサーバーの売上が良いのだろう。水場が近くにないところならともかく、一般家庭は全部これにしたほうがよっぽど安く、水を変える手間もないのにな。そんな感じでちょっとした日本の事情を垣間見た気がした。