20221026日記

 仕事中に「仕事は楽しいかね」という本の読み聞かせを聞いた。あまり面白いと思っていない仕事をしながらこんなタイトルの本の内容を聞いていると自分が転職したい人みたいに思えてくる。ながら聞きだったのであまり内容は覚えていないが、空港で冴えないリーマンと有名実業家?が対談する内容だった。冴えないリーマンと言っても過去に仲間と起業して失敗しているという設定だった。そんなことができている時点で自分としては十分チャレンジングで凄い人だと思った。最近仕事以外にお金を稼ぐ方法を調べていて、小さい会社を作って社長になってみたいな、なんて思っていた矢先だった。話の中でそのリーマンが失敗した原因は変わらなかったことと言っていた。自分が考えたアイディアなんてのは他の誰かが思いつくものなのだから、ずっと同じことをしていたらより資金のある模倣者に潰されるに決まっていると。潰れるべくして潰れたと話していた。なるほどなぁと思いながらも自分には似た経験がないため実感はなかった。

 一番印象に残ったのは「私には才能も自信もないから何もできない」というリーマンの発言に対して「誰だってそう。最初から自信があって何かを成し遂げた人なんてほとんど居ない」という一面だ。確かに最初から成功する保険がある事柄は少ない。前に進むためにはリスクは避けられないということなのだろう。この考えは株の勉強をしている時にも散々みた。株というのは得もするし損もする。得をするためにはある程度の損は許容しなければいけない。リスクなしではお金は増えないし、新しいこともできないのだ。こんなことを考える度に仕事をすることもリスクという言葉を思い出す。どこで聞いたか覚えてないがこの言葉を知ってから、既にリスクを背負ってるなら、もう少しだけリスクを足しても良いだろうと考えるようになった。

 Amazonのサービスでオニツカタイガーのブーツを2足試着した。同じ型の違う色だ。ブラックとブルーを試してみたが、ブルーのほうが地味過ぎず好みにあっていた。デザインは最高だしサイズもピッタリだった。しかし問題は値段だ。25,000円と自分としてはかなり高額だ。今までこれほど高級な靴は買ったことがない。なぜこんなにも高額なのかというと素材にGORE-TEXを使用しているからだ。高い防水性ながら透湿性も高い素材である。そのため通常のオニツカタイガーの靴よりも1.5倍くらい高い。雨の日に履く靴が欲しかったので、とりあえず値段を気にせずにデザインと履き心地が一番良いものがこれだった。しばらくはこの靴を買うことを目標に頑張っていこうと思う。思うのだがいつが買い時なのだろうか。今現在残業以外では急にお金が増えることはほとんどない。株をやってはいるが投資額は少額なので期待できない。FXはリスクが高すぎる。となるとやっぱり仕事以外でお金を作れるようになりたい。

 前述した本ではとりあえずチャレンジしてみたらいい、みたいなことを言っていた。現代では初期投資がほとんど0でできる副業はたくさんある。だがやっぱり自分にはスキルはないからなぁと考えてしまう。そんなことはやってみてから考えればいいだろう、とも思うのだが。そもそもどんな副業があるのかも大して調べていないことに気づいた。まるで仕事しなくちゃなーと思うだけでハローワークにも行かないニートみたいじゃないか。

 やりたいことや欲しいものはあれど金はない。そんな現実に直面している。どうにかこの状況を打破したい。最初の一歩はどうしたらいいのだろうか。まずスキルを身につけるために自己投資をするべきなのか。思いついた方法で金を稼ぎ始めたら良いのか。はたまた我慢するべきなのか。恐らく我慢が一番悪手だろう。なぜなら我慢は停滞を意味するからだ。またまた本の内容に戻るが、明日の自分は今日とは違う自分であることが重要だと説いていた。要は停滞しなければ良いのだろう。大事なのは良くも悪くも変わること。変わろうと何かチャレンジすることなんだろう。じゃあ今日の自分は昨日と比べて何が変わった?とりあえずこのマインドを手に入れたことだろう。それくらいで十分だろう。焦ってもしょうがない。と言い訳をしていてはいけないんだろうな。何かやろうと思ってもやっぱりゲームは楽しいし妻とダラダラするのも大好きだ。これはメンタルの弱さゆえなのだろうか。はたまた生まれながらの性格ゆえか。

 そんなことを考えていたらまた日を跨いでしまった。早く寝ないと明日が辛い。早く寝ても辛いのだが。睡眠に問題があるのは早くどうにかしないとな。病院で処方された睡眠薬を飲めば寝れはするのだが朝が辛い。もっと寝ていたい。仕事が特別辛いわけではないのだが、すっと起きることができず気合いで体を動かしてデスクに向かっている。午前中はずっと昼寝したいと思いながら仕事をしている。